見た目は進化、中身はどう?2025年型フォルクスワーゲン・タオス徹底レビュー
アメリカ市場向けに開発されたフォルクスワーゲンのサブコンパクトSUV「タオス」は、2025年モデルでミッドサイクルの刷新を受けました。ヘッドライトからエンジン、そしてインフォテインメントまで、あらゆる部分が改良されていますが、果たしてその「進化」は数字に現れているのでしょうか?見た目や機能性はもちろん、試乗評価や計測データも交えて、徹底的にチェックしていきます。
■ フォルクスワーゲン・タオスとは?
タオスは、フォルクスワーゲンがアメリカ市場向けに開発したサブコンパクトSUVです。全長は約4.47mと日本でも取り回しやすいサイズ感でありながら、室内は広く快適。日常の使い勝手とドイツ車らしい質感を両立させたモデルとして人気を集めています。
2025年モデルでは、主にデザイン、内装、エンジン、トランスミッション、そして装備面に改良が加えられています。
■ エクステリア:控えめな進化と光るディテール
2025年型タオスは、見た目には大きな変化がないように思えますが、細部にはしっかりと手が加えられています。
- LEDプロジェクターヘッドライトが全グレード標準装備
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リアには横一線に伸びるテールランプとイルミネーションエンブレムを新採用
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新デザインのホイール(17~19インチ)
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新色のブルー&グリーンが追加
なぜかレッド系は未だに用意されていない点が不思議ですが、グレイッシュな色合いが多いドイツ車の中では、明るいカラーは個性を演出するのにぴったりです。
■ インテリア:上質な素材と進化したインフォテインメント
室内も刷新され、質感・機能性ともに向上しました。
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ダッシュボードデザインが一新され、タッチスクリーンは“浮遊”デザインに
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シート素材:Sグレードは布、SEは布とレザー調、SELは本革(新色ネイビーブルー)
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全グレードにデジタルメーター「Digital Cockpit」標準装備(Sは8インチ、SE/SELは10.3インチ)
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8インチのインフォテインメントディスプレイが全グレード標準に
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SE/SELではワイヤレススマホミラーリング対応
日常使いにちょうどいいサイズ感ながら、車内は高級感があり、ステアリング周りのスイッチ類の質感も上々。特にSEグレードは価格と装備のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています。
■ パワートレイン:馬力アップも加速はやや鈍化?
今回の刷新で最も注目されたのがエンジンとトランスミッションの改良です。
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1.5L直列4気筒ターボは同じ184lb-ftのトルクを維持しつつ、馬力は158→174hpにアップ
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燃料噴射装置やピストンリング、インタークーラーなどの改良によりパフォーマンス向上
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AWDモデルの7速DCTが廃止され、よりスムーズな8速ATに統一
このエンジン改良により、日常走行でのレスポンスは改善され、加速時のもたつきも解消されました。ただし、実際の0-60マイル加速タイムは2022年モデルより0.6秒遅い「8.0秒」に後退しており、数字上ではややネガティブな結果に。
■ トランスミッションの大幅改善
特にAWDモデルでは、従来のDCTが苦手とした発進時のギクシャク感が解消され、滑らかな走行フィールを実現。街乗りでは明確な快適性の向上が感じられます。
■ 燃費性能と実用性
燃費性能もなかなかのもの。
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FWDモデル:市街地28mpg、高速36mpg(EPA)
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AWDモデル:市街地25mpg、高速33mpgと向上
観察された実燃費は28mpg前後と、クラス平均を上回る結果に。AWDモデルは荷室容量がやや減るものの、走破性と安心感が増す選択肢として魅力的です。ただし、雪道以外ではFWD+冬用タイヤのほうが実用的という意見も根強くあります。
■ 乗り心地とハンドリング:堅実で安定感あり
サスペンション形式は前後で異なり、
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FWDモデル:前ストラット+後トーションビーム
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AWDモデル:前ストラット+後マルチリンク
と、AWDの方がやや高級な構成。とはいえ、実際の走りでは大きな違いは感じにくく、一般ドライバーにとっては違和感のない快適な乗り味です。
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ステアリングは適度な重みとセンター付近のしっかり感があり、操舵に安心感
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タイヤ:215/50R-18 ブリヂストン Turanza LS100
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スキッドパッドテスト:0.80g(2022年の0.83gよりやや後退)
■ 実際のテスト結果まとめ(FWD SEモデル)
テスト項目 | 数値 |
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0-60mph加速 | 8.0秒 |
1/4マイル | 16.1秒(終速89mph) |
70-0mph制動距離 | 188フィート |
スキッドパッド | 0.80g |
観察燃費 | 28mpg |
数字的には決して「クラス最速」ではないものの、実際のドライビングフィールは以前よりも軽快かつスムーズになっており、体感的には「進化した」と感じられるでしょう。
■ 弱点と価格:価格プレミアムが唯一の難点?
2025年型タオスの難点は、やはり「価格」です。
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ベース価格:$26,420(約390万円)
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試乗車(FWD SE Black):$32,025(オプション込)
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最上級SEL:$36,120(約530万円)
同クラスのライバルである日産キックスやシボレー・トレイルブレイザー、トヨタ・カローラクロスよりも軒並み高価です。ただし、SEグレードには多くの装備が標準で含まれているため、実質的なコスパは悪くありません。
■ 総評:「紙の上では伝わらない進化」が魅力の一台
スペック表やテスト結果を見ると、「むしろ性能落ちた?」と思ってしまいそうですが、実際に運転してみるとその進化は明らか。滑らかさ、反応の良さ、内装の上質さなど、日常使いに求められる部分がきちんと磨かれています。
タオスはこんな人におすすめ:
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SUV初心者で、街乗り重視の人
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質感と装備にこだわる人
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「走りすぎない」ことを魅力に感じる人
価格面でライバルに比べやや不利な面もありますが、「VWらしさ」を求めるならば十分に検討の価値がある一台です。
【まとめ】
項目 | 評価 |
---|---|
デザイン | ★★★★☆(シンプルで上品) |
室内空間&装備 | ★★★★★(文句なし) |
走行性能 | ★★★★☆(日常使いに最適) |
燃費 | ★★★★☆(クラス平均以上) |
価格 | ★★★☆☆(やや高め) |
総合評価 | ★★★★☆(信頼の一台) |
このタオスのように、数字だけでは測れない魅力を持つクルマは、近年では貴重な存在です。「走り」よりも「使い勝手」や「質感」を重視するユーザーには、ぜひ試乗してその良さを体感していただきたい一台です。
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以下に、燃費表記を「mpg(マイル/ガロン)」から「km/L(キロメートル/リットル)」へ換算した修正版を反映しました。
■ 燃費性能と実用性(km/L換算)
燃費性能もなかなかのもの。
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FWDモデル:市街地 28 mpg(約11.9 km/L)、高速 36 mpg(約15.3 km/L)
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AWDモデル:市街地 25 mpg(約10.6 km/L)、高速 33 mpg(約14.0 km/L)
※換算式:1 mpg ≒ 0.425 km/L で計算
観察された実燃費は 28 mpg(約11.9 km/L) 前後と、クラス平均を上回る結果に。AWDモデルは荷室容量がやや減るものの、走破性と安心感が増す選択肢として魅力的です。ただし、雪道以外ではFWD+冬用タイヤのほうが実用的という意見も根強くあります。
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