楽天カーオークションは違約金が多い？全ペナルティーを紹介します

この記事ではこんなことが分かります♪

楽天カーオークションの違約金まとめ

まとめ表を作ってみたので、違約金の全体像を確認しましょう。

タイミング	内容	金額
査定完了～出品前	オークション開始前の出品者によるキャンセル	1万円
売買契約成立後	名義変更の遅延	1万円
	出品者による虚偽申告による契約解除	2万円
	検査後の車の損傷による契約解除	2万円
	期限までの車両引き渡し失敗	5万円
	契約成立後の出品者によるキャンセル	10万円

ご覧いただいたように楽天カーオークションは違約金の項目が多くなっています。

サービスを利用した後に

とならないように、利用を検討している人は事前に詳細を確認しておきましょう。

違約金1．検査完了～オークション出品前（出品者都合）

オークション出品前には、車体の状態を検査・査定する工程があります。

その検査が完了した後に、出品者都合でその後の手続きをキャンセルする場合に1万円の違約金が発生します。

つまり楽天オークションでは、査定を受ける以上はオークションに進むことが求められます。

参考までに、楽天カーオークション公式サイトのサービス利用規約には以下の記載があります。

第５条 （検査）

第5項 – 検査が完了した対象自動車は、当社が指定する日時に本オークションに出品されるものとします。利用者が利用者の都合により検査完了後に本オークションへの出品を取りやめる場合は、金10,000円のペナルティが発生するものとします。

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/terms/

検査自体は無料なのですが、オークション出品が本気でない人は気軽に検査を受けない方がいいですね。

同じオークション形式の他社だと、無料査定後～オークション出品前のキャンセルは無料です。

そのため同じように楽天カーオークションでもキャンセル無料だと思っていると要注意です。

しかも公式サイトでの記載が甘いのか、この事実を知らずに査定を進めてビックリする人が実際にいます。（詳しくは口コミを参照）

違約金2．交通違反による名義変更の遅延

売主側が過去に交通違反をしていて名義変更ができない状況があります。

それが発覚した際、買主から楽天カーオークションへ連絡が入り、運営から売主に対して名義変更できない状態の解消が求められます。

問題解消の依頼を受けてから7日以内に対応が完了しないと、1万円の違約金が発生します。

該当する楽天カーオークション公式サイトのサービス利用規約は以下です。

第１４条 （売買契約成立後の契約解除）

第3項 – 売買契約成立前に発生した交通違反等により、対象自動車を落札したバイヤーが対象自動車の名義変更ができない場合、当該バイヤーはその旨を当社に通知するものとします。また、出品者は、当社からの対象自動車の名義変更可能な状態とするために出品者の必要な行為を求める通知を受けた日から7日以内に、交通反則金の納付等により名義変更可能な状態にしなければならないものとします。当該期限を遅延した場合、出品者は当社を通じて当該バイヤーに対して金10,000円を支払うものとし、出品者が当社からの通知があった日から1か月以内に名義変更可能な状態にした上で当社に連絡をしない場合には、当社は当該バイヤーの申出に応じて売買契約を解除することができるものとします。

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/terms/

違約金3．検査後の損傷・虚偽申告の発覚による契約解除

これは一言でいうと「対象自動車の状態が出品時の検査結果と異なる場合」です。

オークションで売り切り価格（最低落札希望価格）を超えた場合は売買契約が自動的に成立します。

その後に購入業者が車体をチェックする際に以下のような状況が発覚することがあります。

• 検査・出品時に虚偽の申告があった
• 検査から引き渡しまでの間に新たな損傷が発生した

この場合に、買取業者側が契約解除を希望する場合には出品者に責任があるため2万円の違約金が発生します。

該当する楽天カーオークション公式サイトのサービス利用規約は以下です。

第１４条 （売買契約成立後の契約解除）

第2項 – 当社は、売買契約成立後において、対象自動車を落札したバイヤーが第13条に基づき売買契約の解除を申し出た場合、当社は当該売買契約を解除することができるものとします。バイヤーと当社との対象自動車の売買契約解除の理由が第13条によるものである場合、当社は、契約解除手数料として金20,000円（ただし、当該契約解除により当社に損害が生じている場合、出品者に対する当社の損害賠償請求を妨げるものではありません。）を出品者に請求することができるものとします。

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/terms/

※第13条の契約解除理由というのが先ほど挙げた2つ（虚偽申告・新たな傷）です。

違約金4．期限内の車両引き渡し失敗

引き渡し期限を設定したのち、その期限内に車両を購入業者に引き渡せない場合、5万円の違約金が発生します。

ただ、この場合には必ずしも売買契約が解除されるとは限りません。

引き渡しが遅れても契約は維持され、売買代金から減額されるだけのこともあるでしょう。

一方で、楽天カーオークションは車両引き渡しの失敗を持って契約解除をする権利も持っています。

契約解除された場合には10万円の違約金が発生することなります。

該当する楽天カーオークション公式サイトのサービス利用規約は以下です。

第１２条 （対象自動車の引渡し・名義変更等）

第3項 – 引渡日時決定後に、出品者の都合で引渡日時の変更を希望する場合は、当社の2営業日前までに当社へ通知の上、金10,000円の変更手数料を支払うことにより、引渡日時の変更をすることができるものとします。また、出品者の都合で、車両引渡期限までに車両を引き渡すことができない場合、出品者は、違約金として金50,000円を支払わなければならないものとします。当社は、上記変更手数料及び違約金について、売買金額から差し引くことができるものとし、出品者はあらかじめこれに同意するものとします。

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/terms/

第１４条 （売買契約成立後の契約解除）

当社は、売買契約成立後において、出品者が第12条第１項の引渡期間に対象自動車及び必要書類を当社に引き渡さない場合その他売買契約につき本規約違反その他の問題があると当社が判断した場合、本売買契約を解除することができるものとし、出品者に対して、違約金として金100,000円を請求することができるものとします。なお、当社は、当該解除により出品者に生じた損害又は不利益について、一切責任を負いません。

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/terms/

違約金5．売買契約成立後の契約解除（出品者都合）

オークション成立による売買契約が成立した後は無料でのキャンセルができません。

出品者側の都合で、やっぱり売りたくないという場合には10万円の違約金が発生すると言われています。

これにはサービス利用規約の中で明確な文言が見つからなかったものの、よくある質問の中に以下の記載がありました。

ご契約書へのご同意、ご署名（ご捺印）後は原則として、キャンセルができません。

詳細については以下の電話番号へお問い合わせください。

● 契約、各種お手続きについて

電話番号：050-5358-2240（9:30～18：00　年末年始のみ休み）

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/faq/

また、第１４条 （売買契約成立後の契約解除）が出品者都合のキャンセルにも適用されると考えられています。

違約金ではないが知っておくべき手数料

違約金とは呼ばないかもしれませんが、先ほど出てきた車両引き渡しに関連して1点補足があります。

落札が確定しオークションが終了したら車両の引き渡し日を決定することになります。

この引き渡しの日時を決定した後に、出品者都合で日程を変更すると1万円の変更手数料が発生します。

該当する楽天カーオークション公式サイトのサービス利用規約は以下です。

第１２条 （対象自動車の引渡し・名義変更等）

第3項 – 引渡日時決定後に、出品者の都合で引渡日時の変更を希望する場合は、当社の2営業日前までに当社へ通知の上、金10,000円の変更手数料を支払うことにより、引渡日時の変更をすることができるものとします。また、出品者の都合で、車両引渡期限までに車両を引き渡すことができない場合、出品者は、違約金として金50,000円を支払わなければならないものとします。当社は、上記変更手数料及び違約金について、売買金額から差し引くことができるものとし、出品者はあらかじめこれに同意するものとします。

引用元：https://auction.auto.rakuten.co.jp/guide/terms/

もう少し楽天カーオークションの手数料について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。

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