英国Top Gearが選んだ!!電気自動車トップ20発表

英国Top Gearが選んだ!!電気自動車トップ20発表

電気自動車の市場は急速に成長しており、Top Gearが選ぶトップ20の電気自動車には、さまざまなスタイルと性能を持つモデルが含まれています。ここではその中から特に注目すべきいくつかの車種をご紹介します。

20位フィアット500

フィアット500はそのコンパクトなサイズにも関わらず、充電一回で十分な距離を走行できるため、市街地だけでなく高速道路の旅行にも適しています。これはホンダeやミニ・エレクトリックのような都市部専用のセカンドカーとは一線を画します。運転の楽しさはそれらの車に劣るかもしれませんが、フィアット500は普通の車のような感覚を提供しようと努めています。スタイリッシュで認識しやすいデザインと高品質な感触が魅力です。

19位メルセデスベンツEQS

メルセデスベンツEQSは、EVが約束するすべての利点―滑らかさ、静けさ、努力のいらないパフォーマンス、巧みなボディ設計―を把握し、それをメルセデスが何十年もの間にわたり高級車を造ることで培ったすべての知識と融合させています。距離を快適に走行でき、運転する喜び、また運転される快適さを提供し、ほぼ完璧な仕上がりと細部へのこだわりが散りばめられた絶品の車両です。

18位ボルボXC40リチャージ

ボルボXC40リチャージは、発売当初から高評価でしたが、パワートレインにいくつかの懸念がありました。しかし、バッテリー電動版において、その懸念は払拭されました。XC40の優れた特徴―よく考えられたパッケージング、豊かな安心感、デザイン―が、新たに加わった印象的な速度とハンドリングの知性によって強化されています。テスラモデル3や関連するポールスター2と同様に、XC40は電動化へのほぼ抗いがたい理由を提供しています

17位ププジョーe-2008

ププジョーe-2008プジョーは2回目の試みで、2008をそれ自体で魅力的な車に仕上げました。以前よりもはるかに特別な外観で、基礎となる車とは別にスケッチされたかのように見え、前モデルが208を130%拡大コピーしたような外観とは一線を画しています。きらびやかな3Dダイアルと電動パワーの組み合わせにより、未来的な感覚を「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART II」のようなチープさなしで実現しています。

16位ジャガーI-Pace

ジャガーI-Paceは、ギアボックスや個性的なエンジンとの相互作用の多くを取り除くかもしれませんが、新しくワクワクする方法で報いてくれます。また、快適で静かで広々としており、よく組み立てられています…率直に言って、日常的に重要なすべてのことを備えています。I-Paceが全員に適しているわけではありませんが、未知の領域に大胆に踏み出し、なおかつあの厄介なドイツ車に道を示すジャガーの車作りには帽子を脱ぎます

15位ミニ・エレクトリック

ミニ・エレクトリックは非常に完成度の高い小型EVです。スタンダードなミニ・クーパーSの魅力をほとんどそのまま保持している一方で、より重要な場面での加速性能が向上しており、局所的な排出ガスもゼロです。これは、ホットハッチがEVとしても将来があることを証明しています。

ホットハッチとは、パフォーマンスを高めた小型のハッチバック車のことです。元々はハッチバックスタイルの車体に、より強力なエンジンを搭載し、スポーツサスペンションや改善されたブレーキなどのパフォーマンス向上のための機能を追加して、走行性能を高めた車種を指します。これらは一般的に、日常の実用性を損なうことなく、よりダイナミックで楽しい運転体験を提供することが特徴です。ホットハッチは、運転の楽しさと実用性を両立させたいと考えるドライバーに人気があります。

14位フォルクスワーゲンID.4

フォルクスワーゲンのID.4は、期待されるコンテキスト（周辺状況や背景、状況）に応じて異なる評価を受けています。ID.3に対しては多少の期待外れを感じるものの、ID.4はクロスオーバー市場においてその価値を発揮しています。運転の楽しさを重視する購入者よりも、家族のための実用的な移動手段としての役割に焦点を当てた時、ID.4はその目的にぴったり合致していると言えるでしょう。

13位BMWi4は

BMWのi4は、Tesla Model 3やPolestar 2のようなEVとは一線を画す、ドライビングの楽しさを追求した選択肢です。特に後輪駆動モデルはその魅力を存分に発揮します。内装は精密に作り込まれており、その航続距離はほとんどの人のロードトリップに十分対応可能です。高速充電が可能で、激しい運転や低温環境でも他のEVほど航続距離に影響を受けません。未来的なデザインを避け、より古典的な見た目を好む人にも訴求することで、BMWは市場での地位を確固たるものにしています。i4は、まさに「真のBMW」と言える車です。

12位Kia EV6

Kia EV6は、未来志向のデザインを持ちながらも、奇抜すぎることなく、時代に左右されずに長く愛されるスタイルを確立しています。運転面では面白く、専門的なスポーツカーを心配させることはないものの、同じ基盤を共有するHyundai Ioniq 5とは一線を画す独自の動的パフォーマンスを提供します。また、広々とした室内空間、静粛性、優れた巡航能力を備えています。Kiaからのこの車は、よく考えられた、バランスの取れた、魅力的で満足のいくものです。

11位Polestar 2

Polestar 2は、その端正な外観とAudiを凌駕するビルドクオリティにより注目を集めています。車は派手なギミックに頼ることなく、日常生活でのシームレスな機能性に重点を置いた設計がされており、実用性を考えた真のセンスを感じさせます。それは見た目だけでなく、使い勝手においてもユーザーを長期にわたって満足させる車です。

10位Renault Megane E-Tech

Renault Megane E-Techは、「普通の」車に慣れ親しんでいる人々に最適な車です。VW ID3、i3、Leafのような先駆的な車の特徴である派手なデザインや奇抜さは控えめで、従来の車に求められる魅力があります。見た目がハンサムで、仕上がりが良く、使い勝手の良いキャビンを備えています。

9位Ford Mustang Mach-E

Ford Mustang Mach-Eは外見の好みや個性的なイメージは一旦置いておき、その基本性能の高さには疑いの余地がありません。ライフスタイル志向と家族向けの多用途性をPolestar 2やJaguar I-Paceと同様に巧みに兼ね備えています。また、これらの車と同じく、運転のダイナミクスにも特徴があります。電気自動車としては、運転の面白さが際立っています。

8位Tesla Model Y

Tesla Model Yは、エンジン、ギアボックス、排気システム、燃料タンクなどを取り除くことで、どれだけ広々としたキャビンと豊富なトランクスペースを提供できるかを示す車です。AutopilotやLudicrous Modeといったセクシーな機能に比べると地味かもしれませんが、日常生活での利便性は非常に高いです。その上、信頼できる充電システム、実用的な電気消費効率など、Teslaを秀逸な電気自動車としている要素が、Model Yにもしっかりと生かされています。

7位Skoda Enyaq iV

Skoda Enyaq iVは、同等のVolkswagenモデルよりも優れた購入選択肢となる可能性を秘めた車です。具体的な比較テストを行うまで断言はできませんが、初印象ではEnyaqはID.4を複数の面で凌駕しています。運転性能はVWの親戚車と同等ですが、内装は使い勝手がよく、イライラすることが少なく、購入価格もより手頃です。

6位BMW iX

BMW iXは、Mini ElectricやiX3のような既存モデルの電池バージョンに加えて、材料、空力、ドライバーアシストの分野でBMWの最高傑作として作られた全力投球の電気自動車です。iXは快適な移動住宅のようであり、運転手がリラックスし、同乗者が寛げるように多大な技術が注ぎ込まれています。フルサイズの電気SUVとしては効率が良く、航続距離も印象的で、かつ迅速に再充電することができます。

5位Honda e

Honda eは、都市型EVコンセプトから生まれた伝説、その伝説から生まれたプロトタイプ、そしてそのプロトタイプから市場に登場した、Suzuki Jimny以来で最も小さく魅力的な車です。これはHondaの初の大衆市場向け純電気自動車であり、非常に魅力的な一台として多くの人々の欲しいという思いを呼び起こしています。

4位Audi e-tron GT

Audi e-tron GTは、Porsche Taycanと比較して僅かに快適性とスペースを提供し、わずかにスピードが劣るものの、差は微々たるものです。選択はブランドへの好みや魅力を感じるデザインによって異なりますが、その点でe-tron GTは、スタイリッシュな外観を持ち、シュツットガルトの競合他社の注目を集める可能性があります。

3位ヒュンダイIoniq 5

ヒュンダイのIoniq 5は、EV市場に対するヒュンダイの自信を示す大胆なデザインで印象を残しています。そのレトロ風の大型ホットハッチの外観は、優れた価値を提供する洗練された完全な家族向けEVを隠しています。Ioniq 5が高い基準を設定しているため、Ioniqシリーズの今後のモデルは、フォルクスワーゲンのIDシリーズやメルセデスのEQラインナップなどの主要プレイヤーに挑戦することになり、電気自動車分野でヒュンダイの競争力ある未来を予告しています。

2位テスラModel 3

テスラのModel 3は、「トップギア」誌の2019年の年間最優秀セダンに選ばれ、従来のライバルをしのぎ、新しい電気自動車の競合他社の先を行っています。2017年中頃に生産が開始されたにも関わらず、Model 3は今もなお、市場に出ているどの車も全面的にModel 3を凌駕することができていません。完璧ではないにせよ、現在世界で最も興味深く、魅力的な車の一つであることには変わりありません。

1位ポルシェタイカン・クロスツーリスモ

ポルシェのタイカン・クロスツーリスモは、現在市場に出ている高速ステーションワゴンの中で最も完成度が高い車です。最も大きいわけでも実用的なわけでもありませんが、その能力の幅広さと自らが目指す役割を果たすことにおいては卓越しています。アウディRS6やパナメーラよりも好むでしょう。唯一、より熱狂的なE63メルセデスが、私たちをガソリン車の方に誘惑するかもしれません。

いかがだったでしょうかEVでは完全に日本車は出遅れている状況ですね。韓国車がベスト20に2台に対して日本車はホンダ1台のみ。日本でのEV普及率をみると仕方ないのかもしれません

日本はかつての携帯電話のようにガラパゴス化し国際競争力を失っていくのか？今後の車業界の動向に要注意です