カーオークションと買取店の違いは?それぞれの特徴を解説
買取店の特徴(ガリバー・アップルなど)
売る側のメリット
- 1.歴史が長く有名店が多いので安心
- 2.手続きが簡単なので利用しやすい
- 3.必ず売れるのですぐ現金化できる
買う側のメリット
- 1.実際に車をみることができる
- 2.持っている車を下取りしてもらえる
- 3.基本的にはすぐに引き渡し
売る側のデメリット
- 1.仲介業者を多数挟むため安くなる
- 2.一括査定は営業電話が酷い
- 3.後付け、社外パーツは嫌われる
買う側のデメリット
- 1.仲介業者を挟むため割高になる
- 2.実車が見れず写真での判断になる
- 3.車を持ち込む必要がある
車を売る時に一番親しみのある方法が、オートバックスやガリバーなどの買取専門店に依頼する方法です。今では一括査定など一斉に10~20社に査定してもらい提携している業者間で競売にかけることで価格が決まります。
実際に店舗があり名前の通っている買取店が多いので一定の信頼感はありますが、買取店での査定の場合は最低でも3~5社が仲介するので、オークションの相場と比べて10~40万円ほど安くなる、または高くなってしまう可能性があります。
カーオークション代行の特徴(カーオークション.jpなど)
売る側のメリット
- 1.バイヤーに直接売れるので高くなる
- 2.珍しいモデルが評価されやすい傾向
- 3.他社との価格交渉の必要がない
買う側のメリット
- 1.仲介が少なく安く購入しやすい
- 2.市場に出回りにくいレアな車がある
- 3.在庫豊富で目的の車種が見つかりやすい
売る側のデメリット
- 1.売れ残る可能性がある
- 2.悪徳業者もあるので業者選びが重要
- 3.落札から入金まで時間がかかる
買う側のデメリット
- 1.入札だけで手数料がかかる可能性
- 2.実車を見ずに判断する必要がある
- 3.陸送手配や車登録を行う必要がある
カーオークションで車を購入するにはいくつかの参加資格が必要となるので、基本的には代行業者に仲介してもらう形で出品することができます。
この場合は買取店が仲介する必要がなく在庫を抱えるリスクも減り、バイヤーに直接購入してもらうことができるので買取店よりも高値で売れやすい特徴があります。
ただ、売り手側は出品中はクルマに乗れない可能性や、悪徳業者の場合は落札額の改ざんなどもあるため業者選びは重要となってきます。買い手側も入札時に手数料がかかる、車を実際に見れない業者あるので注意しましょう。
【おすすめ!】カーネットオークションの特徴(SellCaなど)
売る側のメリット
- 1.仲介1社バイヤー6000社と高額買取
- 2.一般的~レアな車種まで評価される
- 3.陸送や車登録まで行うことができる
- 4.面倒な交渉ややり取りがほぼ無い
- 5.落札後3日以内で入金してもらえる
- 6.最低落札額あり落札時のみ手数料
買う側のメリット
- 1.仲介業者が少ないので相場より安い
- 2.入札するだけなら無料なので安心
- 3.事前にプロの査定士により鑑定
- 4.一般車~レア車まで検索で見つかる
- 5.在庫が豊富で目的の車種が見つかる
- 6.面倒な手続きはSellCa上で完了する
売る側のデメリット
- 1.引き渡し時に車がない期間がある
- 2.新しいサービスなので知名度が低い
買う側のデメリット
- 1.実車を見ることができない
- 2.新しいサービスなので知名度が低い
カーネットオークションは今までに無かった新進気鋭のサービスとなっており、メルカリやヤフオクのように仲介業者を1社までとした車買取界の革命児です。
「ユーザー」⇒「ユーザーまたはバイヤー」に直接売れるまたは買えるので、他の方法と比べ手数料は格安です。
また、仲介業者が減ったことで売却までの連絡も最小限に済ませることができ、落札した時&落札できた時のみの簡単な連絡です。
落札後の陸送や車登録の難しい手続きなどもサイト上で行うことができるので、これまでのオークション代行のメリットだけを残しデメリットをほぼ無くしたサービスとなっています。
まだ落札後に車のない期間がある点と新しいサービスなので知名度が低い点にデメリットがありますが、そのデメリットを補って余りあるメリットが感じられるサービスとなっています。
【最新】カーオークションの人気車種の相場表
一般社団法人「日本自動車販売協会連合会」乗用車ブランド通称名別順位の2022年1月~4月の統計を取り、人気車種順にオークション相場と新車販売価格を掲載しております。
価格は「年式・走行距離・評価点」などで大きく変化するので、査定金額は上下する可能性はありますが相場価格は以下となっております。
メーカーと車種 | オークション相場 | 新車販売価格 |
---|---|---|
【トヨタ】 ヤリス | 130.8万円 | 199~252万円 |
【トヨタ】 ルーミー | 95.1 万円 | 155~191万円 |
【トヨタ】 カローラ | 28.2万円 | 193~303万円 |
【日産】 ノート | 31.7万円 | 124~268万円 |
【トヨタ】 ライズ | 157.9万円 | 170~232万円 |
【トヨタ】 アクア | 116.9万円 | 198~259万円 |
【トヨタ】 アルファード | 124.4万円 | 359~775万円 |
【ホンダ】 フリード | 45.6万円 | 199~327万円 |
【日産】 セレナ | 37.1 万円 | 257~371万円 |
【ホンダ】 フィット | 24.3 万円 | 155~286万円 |
買取店を「査定サイト⇒買取店⇒陸送業者⇒業者用オークション」と4つの会社を仲介してしまうので手数料がかかり、オークションと比べて10~40万ほど高くなってしまう傾向にあります。
ですがオークションを利用すると「落札手数料」または「代行手数料⇒業者用オークション手数料」と1社~2社の仲介手数料のみとなるので、購入者は安くなり、販売者は高額で売ることができます。
カーオークション代行業者おすすめ5選
SellCa | 楽天カー | カーオークションjp | オークサポート | ユーカー | |
---|---|---|---|---|---|
買取業者数 | 6000社以上 | 100社以上 | オークション会場 | オークション会場 | 最大8000社 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
手数料 | 2万のみ | 2万2000円 | 4万3780円 | 5~6万ほど | 4万円~ |
陸送料 | 無料 | 無料 | 1万800円~ | 別途必要 | 無料 |
仲介業者数 | 1社のみ | 1社以上 | 2社以上 | 2社以上 | 2社以上 |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
入金スピード | 3営業日 | 7営業日 | 1週間程 | 1週間以内 | 10日前後 |
1.SellCa(セルカ)
- 仲介業者が1社のみと理想的なシステムで手数料は2万円ポッキリ!
- 最低落札額は自分で設定できるので希望額より下回ることがない
- 営業電話は一切なし!落札時のみの連絡でストレスフリー
- 必要書類の準備はSellCa内で完了するので楽チン
- 全国6000社&累計7.5万人が利用されていて取引しやすい
- レアな車種でも評価されやすく見つかりやすい
SellCaは「ユーザー」⇒「ユーザーorバイヤー」に直接販売することができる全く新しい形のカーオークションで、今その革新的なサービス内容から飛ぶ鳥を落とす勢いで注目を集めている業者です。
ヤフオクのように、SellCaのネットワーク上で競売にかけられるので、売り手も買い手も落札時の手数料(2万円)のみ。さらに、最低落札額の設定が可能となっているので、他業者より安くなることがない画期的なサービスとなっています。
一括査定などで起こる営業電話や他社との交渉なども必要なく、売却時のみの連絡なので手間がかからずとても楽チンです。
ややこしい陸送の手配や車の登録などの書類手続きなども、SellCa内で全て解決できる親切設計となっており「価格&サービス」どちらも他社の追随を許さない内容となっています。
ただ1点、まだ新参者の会社なので他と比べ知名度低くいというデメリットがありますが、それ以外は他業者が太刀打ちできない新進気鋭のカーオークション業者です。
買取業者数 | 6000以上 |
仲介業者数 | 1社 |
利用料 | 無料 |
手数料 | 売却確定時に2万円のみ |
陸送料 | 無料 |
入金スピード | 7営業日 |
ホームページ | https://www.SellCa-SellCar.com |
2.楽天カーオークション
- 仲介業者数が少なく手数料も2万2000円とリーズナブル
- 大手企業である楽天が運営しているので安心して利用できる
- 落札額の下限を決めることができるので損しない
- 連絡は落札者のみでOKなので余計な交渉などは必要なし
大手企業である楽天が運営するカーネットオークションサービスで、仲介業者が「楽天⇒販売店⇒ユーザー」の2社と少ないので代行業者や中古車買取店よりも高額査定されやすい特徴があります。
最低売却価格は自分で決めることができるので、設定された金額よりも下回ることがなく他買取店の提示価格よりも、納得感を持って売却することができます。
車両検査も楽天の1社のみに依頼するだけとなっているので、複数社の営業電話や査定に対応する必要がなく1度の査定で出品可能なので、やりとりの面でも負担がかかりません。
手数料も売却確定時の22,000円のみとなっており、陸送費や手続きの料金もコミコミとなっておりとてもリーズナブル。キャンセルの場合には10万円の違約金が必要ですが、最低落札額をしっかり設定しておけば安心です。
オークションなので出品から買取まで約2週間ほどかかるので、計画性をもって利用する必要がありますが車自体は手元にある状態なので、そこまで困ることはないと思います。
買取業者数 | 100社以上 |
仲介業者数 | 2社以上 |
利用料 | 無料 |
手数料 | 22,000円 |
陸送料 | 無料 |
入金スピード | 7営業日 |
ホームページ | https://auction.auto.rakuten.co.jp/ |
3.カーオークション.jp
- 実際にオークション会場で出品するのでプロのバイヤーから入札
- 手数料の金額が変動する2種類のプランから選べる
- 落札時のみのやり取りなので営業電話はかかってこない
カーオークション.jpはネットでの取引には変わりないのですが、オークション代行業者なので全国各地にある会場に出品を代行してくれるサービスです。
一括査定と比べると「査定業者の手数料が減る&多くの業者に入札してもらえる」という利点がありますが、バイヤーに直接売れる訳ではないので、仲介料が39,800~落札額の1%かかります。
売却プランには2種類あり高く売れた時のハイリターンの「通常出品プラン」。売れなかった時に手数料がいらないノーリスクの「金額保証出品プラン」の2種類があります。
また利用料にも8,000円、陸送料に10,000円と手数料は最低でも合計5万円近く必要なので、ネットオークションと比べると少し高くなります。
こちらもオークションとなるので面倒な書類手続きなどはないものの、必要書類(車検証・自賠責保険証明書・委任状など)は自分で準備して送る必要があります。
買取業者数 | オークション会場 |
仲介業者数 | 3社以上 |
利用料 | 8,000円~ |
手数料 | 150万円未満の場合は39,800円(税別) 150万以上~300万円未満の場合は44,800円(税別) 300万以上~500万円未満の場合は49,800円(税別) 500万円以上は落札額の1% |
陸送料 | 10,000円/台~(税別) |
入金スピード | 1週間程 |
ホームページ | https://www.car-auc.jp/ |
4.オークサポート
- 市場相場を事前にリサーチしてくれて予想売却額を教えてくれる
- 「消費税・自動車税・リサイクル預託金」なども受取可
- カーオークション代行の老舗なので信頼感がある
オークション代行業者なので仲介会社は3社以上挟みますが、出品する前に問い合わせることで市場相場をリサーチし予想落札額を知らせてもらうことが可能です。
手数料は売却の場合、代行料として30,000円の他に出品料(9,000円)・成約料(9,000円)として18,000円の合計48,000円手数料が必要となっています。
ただし、代行業者の中では珍しく「消費税、自動車税、リサイクル預託金」まで受け取ることが可能なので落札額+消費税+αとなるため、高額で落札されるほどお得になる特徴があります。
老舗代行オークションサービスサイトの作り的に少し心配ですが、実際の口コミは好評で取引明細の明示も行ってくれる信頼感のある業者なので安心して利用することができます。
買取業者数 | オークション会場 |
仲介業者数 | 3社以上 |
利用料 | 出品料:9,000円 成約料:9,000円 |
手数料 | 3万円 |
陸送料 | 別途必要 |
入金スピード | 1週間以内 |
ホームページ | https://www.aucsupport.com/top.aspx |
5.ユーカーパック
- 手数料は高いが8000社以上の中古買取店に情報を公開してもらえる
- 複数社と交渉しなくてもよいので簡単に車を売れる
一括査定とは違い、1社のみの申し込みで自社のネットワークを使用し8000社もの中古車買取店に競売公開してもらうことができます。
何社も電話やメールでの交渉をする必要がなく、最終的に落札があった会社とのやり取りだけなので何度も連絡するのが面倒な方に向いています。
手数料は買取額または売却額により変化し、「100万円未満で4万円」、「100~600万円未満で4%」、「600万円以上で24万円」と他業者と比べて少し高めの料金設定となっています。
また、「陸送料が別途必要・書類は自分で用意する必要がある・査定期間も合わせると入金までに3~6週間」と他カーオークションと比べて少しデメリットが目立ちます。
契約社数が多いのでバイヤーの同士の競争率は高くなりやすい傾向にありますが、「サービス利用料&サービスの質」に関しては他店舗に軍配が上がります。
買取業者数 | 8000社以上 |
仲介業者数 | 2社 |
利用料 | 無料 |
手数料 | 100万円未満:4万円 100万円~600万円未満:車両価格の4% 600万円以上:24万円 |
陸送料 | 見積時に算出 |
入金スピード | 3週間~6週間 |
ホームページ | https://www.SellCa-SellCar.com |
カーオークションの評価点の内容
評価点とは走行距離や登録年数以外にも、内装や外装の汚れ・キズなどからも算出されます。最初に各社の査定員が車両状態評価書を記入し「修理歴・盗難歴・落雷暦・板金塗装暦・メーター改ざん暦・冠水暦」などまで記載します。
ただし、評価点は運営会社や会場によっても異なるためどこでも同じ評価が付くとは限らないので注意が必要です。
総合評価点の内容
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
S | 登録1年以内・走行距離1万キロ以内・内部外部共に非常に綺麗な状態 |
A | 登録3年以内・走行距離3万キロ以内・内部外部共に綺麗な状態 |
B | 走行距離5万キロ以内・内部外部共に、小さな傷はあるが修復が必要ない状態 |
C | 走行距離10万キロ以内・内部外部共に、ほんの少しヘコミや傷があるが良好な状態 |
D | 内装または外装が、少しヘコみや傷がついている状態 |
E | 内装または外装が、ヘコみや傷がついている状態(骨格の損傷を含む) |
F | 明らかにヘコミや傷がある&色替をしているなど、加修が必要な状態 |
G | 冠水している車・腐食が進んでいるなど修復&修理が必要な状態 |
H | 一度故障しており修復歴がある車。 |
外装の評価点の内容
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
S | ・2~3cmほどの目立たない傷やヘコミが2~3か所以内 ・板金塗装でも直し方が綺麗 |
A | ・10cmほどの目立たない傷やヘコミが2~3か所以内 ・親指位の大きさのヘコミがある ・板金塗装済みで色ムラがある物 |
B | ・20cmを超える傷が2~3か所 ・手のひらサイズのヘコミが数か所 ・板金塗装済みで大きなムラやボケ有 |
C | ・40cmを超えるような大きな傷がある ・部品交換しなくてはいけない ・ヘコミ板金塗装済みでも再補修が必要 ・一部にに錆や腐食がある |
D | ・大きく腐食している・腐食により穴が開いている ・車体全体の補修が必要 |
内装の評価点の内容
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
S | ・簡単に取れる汚れ2~3か所以内 ・シートのほつれや小さな破れ ・部品の欠品がない状態 ・加修の必要がなくそのまま出品できる |
A | ・簡単に取れる汚れが多数付着している ・スレ・傷・小さなビス穴がある ・焦げや焦げ穴、小さな破れがある ・ダッシュボードが劣化で浮いている |
B | ・軽く改修・クリーニングする必要がある ・車内板目立つ焦げ・スレ・ひび割れ・破れ ・ダッシュボードが完全に浮いている・大きなヒビがあるもの |
C | ・破れや焦げ穴がひどく張り替えを要するもの ・洗浄やクリーニングでも綺麗にできない汚れがある ・ダッシュボードの変形してがしてしまっている |
D | ・ダッシュボードが歪んでいる・割れていて交換が必要 ・車内に臭いが残っており脱臭が必要な場合 ・内装の汚れが酷く社内全体のシートの張り替えが必要 |
傷やヘコミの評価点の内容
キズ(A)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
小A | 洗車による薄い傷がある |
A | 飛び石などで2~3cmのキズが付いている |
A1 | 10cm程度のキズが付いている |
A2 | 20cm程度のキズが付いている |
A3 | 20cm以上のキズが付いている |
ヘコミ(U)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
小U | 小指位の小さなヘコミ |
U | 親指位の小さなヘコミ |
U1 | 拳位(10cm)ほどのヘコミ |
U2 | 手のひら(20cm)位の広範囲のヘコミ |
U3 | 20cm以上の大きなヘコミ |
キズヘコミ(AU)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
AU1 | 10cmの範囲内にキズとヘコミがある |
AU2 | 20cmの範囲内にキズとヘコミがある |
AU3 | 20cmを超える範囲内にキズとヘコミがある |
塗装(P)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
P1 | 軽微な色褪せ、塗装のハゲ |
P2 | 1パネル半の色褪せ、塗装のハゲ |
P3 | 1パネルの大きな色褪せ、塗装のハゲ |
補修後(W)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
W2 | 光で透かして確認できるほどの補修跡 |
AU2 | 容易に確認することができる補修跡 |
W3 | 再度修復が必要な補修跡 |
錆(S)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
S1 | 親指に収まるくらいの錆 |
S2 | 10cm程度の大きな錆 |
S3 | 10cm以上の広範囲の錆 |
腐食(C)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
C1 | 親指位の範囲の腐食 |
C2 | 10cm程度の大きな腐食 |
C3 | 10cm以上の広範囲の腐食 |
交換(X)
評価点 | 評価基準詳細 |
---|---|
X | 交換を要する大きな損傷や汚れなど |
XX | 交換済みの部品など |
その他
評価基準詳細 |
---|
バンパーにズレがある |
バンパーやライトが割れている |
塗装にムラがある |
スペアタイヤや修理キットが使用済み |
カーオークション代行業者の選び方
1.仲介業者が少ない=手数料が少ない業者を選ぶ
中古車買取店に依頼する時とは違い、オークションに出店するには参加資格が必要となるため基本的には代行業者に依頼する必要があります。仲介業者数は以下のようにどこに依頼するかで大きく変化します。
- 一括査定サイト=計4社(査定サイト+買取専門店+オークション会場+中古車販売店)
- 買取専門店=計3社(買取専門店+オークション会場+中古車販売店)
- 代行オークション=計2~3社(代行業者+オークション会場+中古車販売店orユーザー)
- ネットオークション=計1~2社(ネットオークション+中古車販売店orユーザー)
といった理由で「代行オークション」または「ネットオークション」の方がより仲介料が少なく、売る側も買う側もお得に利用することができる仕組みとなっています。
特に「ネットオークション」はメルカリやヤフオクと似たシステムで取引きすることができる最新の売買方法で、サービス利用料(2万~2万2000円)のみでとなっているので、仲介料分(約20~30万円)ほど高く売れる可能性があります。
2.陸送料や利用料の費用が無料の店舗を選ぶ
カーオークション代行の店舗には手数料だけでなく「陸送料&利用料」などが別途必要な場合があるので気を付けてください!
また陸送手配を自分で行わなければいけない業者もあるので、面倒な場合は事前に確認してから依頼するようにしましょう。
「SellCa」や「楽天カーオークション」といったネットオークションの場合は陸送料や利用料もコミコミの価格なので安心してサービスを利用することができます。
3.加盟店の多いサービスを選ぶ
加盟店が多いサービスは「バイヤーの参加数が多い⇒競売が盛り上げる⇒高く売れる」ので、相場より高額で買取してもらえる傾向です。
もちろん販売数も多いので様々な車種が集まりやすく、レアな車種でも価値が付きやすいので高級車でも相場以上の価格で落札される可能性が高くなります。
カーオークションの取引の流れ
提携店にて落札する時の参考になるように事前に査定を受けます。この時、必要書類(自動車検査証・名義人の免許証)などは準備しておきましょう。
「最低落札額・引渡期限・追加走行距離・自動車税納付状況」などをヒアリングにて確認後に出品します。
下見期限が設定されており期間が過ぎるとオークション開始です。基本的には入札ごとにメッセージが届きます。
最低落札額以上の場合は売却。最低落札額以下の場合はひとまずは最高値の業者と交渉となります。
もし納得いく値段の場合は売却となりますが、そうでない場合は最低落札額以下だと無料でキャンセル可能です。最低落札額以上の場合はキャンセル料が発生します。
・自賠責保険証明書・自動車納税証明書・リサイクル券・印鑑証明書(1ヶ月以内発行)✕2枚・譲渡証(普通自動車の場合)・委任状(普通自動車の場合)・申請依頼書(軽自動車の場合)などの書類を送付
事前ヒアリングした日を参考に引き渡し日程を調整。当日は陸送業者が車を引き取りにくるので、証明する書類に署名・捺印をする。
買い手の確認期間を経て問題がなければ買取が受理され、指定した口座に1~2週間ほどで入金されます。
カーオークションの個人での参加資格
個人間のオークションの場合
一般人は基本的にオークションに参加することはできませんが、個人間での取引をすることは可能です。
メルカリやヤフオクなどでも取引することはできますが、車の取引となると以下のような情報が必要な場合があります。
必要となる可能性がある情報
- 本人確認用の書類
- 本人が所有している車のみ
- 年齢制限
- 一定の取引履歴の実績
といった条件が参加資格として提示しなければいけない場合があるので、匿名での売買や手続きが複雑になる可能性があり、トラブルも多い傾向です。また必要書類として
【必須の手続き】
- 名義変更(車両と自賠責保険)など
【任意で必要な手続き】
- 保険の契約解除・入替手続き・加入など
となり車の購入者へ名義変更をする際に委任状・譲渡証明書・印鑑証明などを渡す必要があるので、「個人情報(氏名・住所・印鑑証明)知られたくない」「自分で全て準備や手続きをするのは面倒」という方はオークション業者に依頼するのがおすすめです。
業者間のオークションの場合
プロが参加するバイヤー向けの中古車オークションへ参加するには、以下のような厳しい参加条件を満たす必要があります。
オートオークションに参加するための条件
- 古物商許可証の資格を取得してから1年以上経過している
- 事務所や展示場を所有しており営業活動を行っている
- 連帯保証人がいること
- 入会金の保証として10万円の支払い
などと、個人での取得はとても困難で「資格・期間・場所・保証金」など、会場によってそれぞれ厳しい条件が設けられているので、参加を希望する方はまず会場ごとの条件を調べておくことが重要です。
また、中古車オークションはあくまでプロ同士が取引をする場所なので、トラブルが起きないように「評価点・車種ごとの相場・必要手続き」など最低限の知識は必要です。
今では一般の方がオークションに出品する時は、ネットオークションや代行サービスを利用することが主流となってきているので、「参加資格がない・面倒と感じる方は」仲介業者を利用することをおすすめします。
また今ではSellCaのようにネットを通すことで個人⇒プロに直接販売する方法も登場しているので、結果的にネットオークションを利用する方が楽に高く売れる可能性があります。
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