MENU

三菱自動車のアメリカ市場崩壊寸前!売上増でも利益ゼロの深刻な理由

【終了間際の爆上げに注目

見積もりより100万高く売れたSellca実況動画

https://youtube.com/watch?v=AUcQ4XWa-OQ
長さは8分程度なのでサクッと見れちゃいます

Sellca(セルカ)なら中間マージンをカットできる!!

Sellca(セルカ)公式はこちら

目次

1. 三菱自動車のアメリカ市場崩壊寸前!売上増でも利益ゼロの深刻な理由

Mitsubishi Outlander (2025)

2025年2月現在、米国市場における三菱自動車は厳しい状況に直面しています。ディーラーは新車販売の苦戦を強いられており、経営の維持が難しくなっている店舗も少なくありません。

ディーラーからの緊急要請
Automotive Newsによると、三菱自動車の北米CEOであるマーク・チャフィン氏に対して、ディーラーから「新車販売への関与を維持するための迅速な対応」を求めるメモが送られました。ディーラーは中古車販売に注力せざるを得ない状況にあり、収益性の低下が深刻化しています。


2. ディーラーの苦境と収益性の低下

一部のディーラーは、月に8万ドル(約880万円)の損失を計上しており、18ヶ月間利益を上げていないと報告されています。また、昨年は各店舗で100万ドル(約1億1,000万円)の損失を出し、新車1台あたり300~400ドル(約3万3,000~4万4,000円)の赤字を抱えていました。

販売台数の増加と収益性の矛盾

2024年の米国市場での三菱自動車の販売台数は、前年同期比38%増の約11万台に達しました。しかし、販売台数が増加しているにもかかわらず、ディーラーの収益性は低下しています。これは価格競争インセンティブの増加が利益を圧迫していることが原因と考えられます。


3. ラインアップの古さと新製品投入の必要性

三菱の主力モデルであるアウトランダーPHEVは最新のものですが、それ以外のモデルは数年前のデザインや技術のままで、消費者の興味を引くには力不足です。

新製品の必要性

  • 新しいモデルの投入
  • 既存モデルの大幅な改良
  • 電動化先進安全技術の導入

特に電動車市場が急速に拡大している米国市場では、ラインアップの電動化が急務です。


4. 日産・ホンダの経営統合破談の影響

日産とホンダは、電動化と自動運転技術の開発競争が激化する中、経営統合を検討していました。しかし、日産のリストラの遅れホンダによる子会社化打診をめぐり、協議は破談に至りました。

三菱自動車への影響

三菱は日産とホンダの統合に参画する可能性を模索していましたが、破談により独自の戦略を取らざるを得なくなりました。しかし、独自路線を進めるためには重大な課題が存在します。


5. 三菱自動車のプラットフォーム依存問題

日産とのプラットフォーム共通化

三菱は日産との共通プラットフォームを採用しています。例として、C/Dセグメントの共通プラットフォームがあり、日産の「キャシュカイ」や「エクストレイル」、三菱の「アウトランダー」などがこれに該当します。

  • アライアンス全体で**共用化率80%**を目指す
  • 2026年までに90車種で共通プラットフォームを採用予定

独自のプラットフォーム開発が難しい理由

  • 開発コストの高さ
  • 生産効率の低下
  • 競争力の低下

そのため、三菱が独自の路線を模索するのは現実的には非常に厳しい状況にあります。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる