2025年型トヨタGRカローラに待望の8速AT!楽しい走りを誰にでも
トヨタは、2025年型GRカローラに待望の8速オートマチックトランスミッション(AT)を追加しました。これまで、300馬力のホットハッチとしてマニュアルトランスミッション(MT)専用だったこのモデルに、ATが選択肢として加わり、より多くのドライバーが楽しめるようになりました。この記事では、新型GRカローラの魅力や8速ATの性能、そしてそれがどのように日常やサーキットでの走行を変えるかについて詳しく紹介します。
8速ATの導入でより多くの人が楽しめる車に
2023年のGRカローラは、MTのみの設定で登場し、特に走行を楽しむエンスージアストたちから大きな支持を集めました。しかし、日々の渋滞や膝の負担を考えると、すべての人がMTを好むわけではありません。トヨタはこのニーズに応え、2025年型では8速ATを導入。これにより、GRカローラはサーキットでの速さと日常での使いやすさの両方を実現しました。
パワーアップしたトルクとローンチコントロール機能
エンジンの1.6リッター3気筒ターボはそのままに、トルクは295ポンドフィートに増加し、かつては限定モデルの「モリゾ」専用だったこの数値が標準仕様となりました。さらに、新しく導入されたローンチコントロール機能により、ATモデルではよりスムーズかつ素早い加速が可能となり、サーキットでもその性能を発揮します。
改良されたシャシーとサスペンション
トヨタはただATを追加しただけではなく、シャシーとサスペンションの細部にも手を加えています。フロントバンパーの大型化やトランスミッション用クーラーの追加、リバウンドスプリングの導入により、コーナリング時の安定性が向上し、トルセンLSDも標準装備となりました。これにより、コーナーでのタイヤの接地性が向上し、よりシャープな走行が可能です。
サーキットと日常での使い勝手の両立
サーキットでは、8速ATも手動のようにシフトの応答性が高く、ブレーキング時には直感的にダウンシフトを行い、エンジンのパワーバンドを維持します。また、ステアリングホイールに装着されたパドルシフトでの操作も可能で、簡単にギアチェンジが行えます。通常走行では、ATの追加ギアにより80mph(約130km/h)で2300rpmに抑えられ、静かなエンジン音が日常のドライブを快適にします。
結論
トヨタGRカローラは、2025年モデルで8速ATを採用し、より多くのドライバーにその楽しさを提供します。MTの楽しさを残しつつ、ATによって通勤や長距離ドライブがさらに快適になり、初めてのトラックデイでも扱いやすくなっています。GRカローラは、性能と使い勝手を兼ね備えたホットハッチとして、さらに魅力的な選択肢となりました。
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