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トヨタとヒュンダイ、10月に会談予定:水素技術を軸とした提携の可能性とは?

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トヨタとヒュンダイ、10月に会談予定:水素技術を軸とした提携の可能性とは?

自動車業界では、企業間の協力がますます重要性を増しています。EV(電気自動車)の普及が加速する一方で、水素燃料電池技術も次のクリーンエネルギーの選択肢として注目されています。そんな中、2024年10月下旬にトヨタの豊田章男会長が韓国を訪れ、ヒュンダイのチョン・ウィソン会長との会談を行うことが報じられました。この会談が水素技術を中心とした提携につながる可能性が高まっており、業界内外で大きな関心を集めています。

Akio Toyoda New Year's Greeting

両社の動きと業界背景

EV市場が急成長する一方で、水素燃料電池車はまだそのポテンシャルを十分に発揮できていません。トヨタの「ミライ」はその代表的なモデルですが、発売から10年近く経つものの、販売台数は限られたものにとどまっています。ヒュンダイも同様に、「ネッソ」の商業的成功には至っていません。しかし、水素燃料電池技術の潜在的なメリットは依然として大きく、特に航続距離の長さや充電時間の短さという点で、EVに対する優位性を持っています。

世界的なカーボンニュートラルの流れを受け、水素燃料電池技術はゼロエミッションを実現するための鍵となる可能性があります。欧州連合や日本、中国、アメリカといった主要な市場では、水素インフラの整備が進んでおり、特に商業車両やバス、トラックなどの大型車においては水素の導入が期待されています。

トヨタとヒュンダイ、業界の巨人が手を組む理由

トヨタとヒュンダイは、それぞれが世界市場で大きな影響力を持つ企業です。トヨタは2023年に世界販売台数で1位、ヒュンダイ(キア、ジェネシスを含む)は3位を誇ります。この2社が手を組むことで、技術開発や市場拡大のスピードは飛躍的に加速するでしょう。

特に水素技術において、トヨタは既にBMWと協力し、次世代の燃料電池技術の共同開発を進めています。BMWは2028年までに量産型の水素車を導入する計画を発表しており、トヨタの技術がその基盤となっています。一方、ヒュンダイは「N Vision 74」という未来的なスポーツカーの量産を発表し、2025年に第2世代の「ネッソ」を発売予定です。この両社が協力することで、商業車両や大型車向けの水素技術が一気に進展する可能性があります。

水素エコシステムの構築とは?

報道によれば、今回の会談では「水素エコシステムの構築」が主要なテーマになると言われています。この「エコシステム」が具体的に何を指すのかは不明ですが、考えられるのは以下の2つの側面です。

  1. 水素燃料の供給インフラの整備
    水素燃料電池車の普及には、十分な数の水素ステーションが必要です。しかし、2023年末時点で世界全体のステーション数はわずか1,000カ所程度に過ぎません。トヨタとヒュンダイが共同でインフラ整備を進めることで、世界的な水素ネットワークの構築が加速する可能性があります。特に両社が強みを持つアジア市場では、インフラ整備の遅れが課題となっており、共同プロジェクトによってその解決が期待されています。
  2. 技術開発の加速
    水素エコシステムは、単にインフラだけでなく、燃料電池技術そのものの進化も含まれます。トヨタはBMWとの提携を通じて次世代の燃料電池技術を開発中であり、ヒュンダイも独自に研究を進めています。両社の技術力を結集することで、より効率的でコストの低い水素技術の開発が期待されます。

EVの影に隠れた水素の未来

EVの成長が続く中で、水素燃料電池車はやや遅れを取っている感がありますが、商業車両や長距離輸送など、特定の分野ではEVを凌ぐ利便性を持っています。また、水素技術は車両だけでなく、発電やエネルギー貯蔵といった他の分野でも応用が可能です。トヨタとヒュンダイが手を組むことで、水素技術が自動車業界の枠を超えた広がりを見せる可能性も考えられます。

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