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アキュラNSXの遺伝子を継ぐEVスポーツカー、2028年に登場予定!ホンダの新技術で次世代のパフォーマンスを実現
2021年に惜しまれつつも生産終了となったアキュラNSXが、2028年に高性能EVとして復活する可能性が高まっています。ホンダのCEO、三部敏宏氏と執行役員副社長の青山真治氏は、2022年に固体電池技術がホンダのスポーツカーの伝統を守りつつ、軽量化に貢献すると述べていましたが、量産にはまだ時間がかかるとしています。
しかし、ホンダは固体電池が普及するまでの間、現在のリチウムイオン電池を薄型・軽量化する新たなアプローチを採用することで、次世代のEVスポーツカー「NSXタイプ」の開発を進めています。この新型スポーツモデルは、従来のバッテリーを薄型化し、車両の重心を低く保ちながら、乗客の空間を拡大することを目指しています。
ホンダは「0シリーズ」と呼ばれる新しいEVアーキテクチャを基盤に、このパフォーマンスEVを2028年に市場に投入する予定です。NSXの名を冠するかは未定ですが、その遺伝子を受け継ぐ高性能モデルであることは間違いありません。
2021年に生産終了となったアキュラNSX Type Sに代わり、ホンダはシビックType RやインテグラType S、MDX Type S、そしてZDX Type Sといったパフォーマンスカーに注力してきました。さらに、最近発表されたインテグラType S HRCプロトタイプは、ホンダのレーシング部門が開発した高性能アクセサリーの新ラインを予見させるもので、ホンダの高性能車へのコミットメントは揺るぎないものです。
2028年の基準では、どのような性能を持つかはまだ不明ですが、ホンダが持つスポーツカーの遺伝子をどこまで電動化時代に引き継げるかが期待されます。
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