目次
アキュラのセダン販売が低迷、5月にはTLXが76%急落
アキュラは2024年の前半で厳しい状況に直面しており、特にTLXの販売が前年同期比で50%減少しています。他のモデル、例えばインテグラも同様に芳しくない状況です。
TLXとインテグラの販売状況
アキュラのセダンラインアップであるTLXとインテグラは急激な販売減少を記録しており、2024年5月の販売は2023年5月に比べて37.8%減少しました。特にTLXは劇的な販売減少を見せ、5月には75.5%も減少しています。
全体の販売状況
アキュラの2024年の販売開始は低調で、1月から5月までに53,658台が販売されましたが、2023年の同期間には60,471台が販売されていました。これには15,194台の車と38,464台のトラックが含まれ、全体で11.3%の減少となっています。
インテグラの状況
インテグラの販売も下降傾向にあり、5月は前年同月比で8.7%減少しました(DSRでは-12.2%)。しかし、アキュラによると、5月は今年に入ってインテグラにとって最も好調な月であり、セグメントシェアは40%を超えていると報告されています。
MDXとRDXのパフォーマンス
一方で、SUVのMDXは2024年5月には前年同月比で6.5%増加し、RDXは2024年の最初の5か月で前年同期比38.2%の増加を見せています。また、新型のZDX EVも5月に83台が納車され、初の市場投入が行われました。
総括
アキュラのセダンの販売不振はブランド全体の販売に影響を及ぼしており、特にTLXの急落が目立ちます。しかし、SUVのパフォーマンスや新型EVの導入により、ブランドの立て直しの兆しも見えています。アキュラのファンにとっては厳しい状況が続いていますが、新たなモデルと戦略で今後の回復が期待されます。
コメント