ランボルギーニ、ウラカンの後継モデル「テメラリオ」の開発を進行中
MOTOR AUTHORITYに、ランボルギーニが次世代スーパーカー「テメラリオ」のプロトタイプをテストする様子がスクープされました。この新しいモデルは、ウラカンの後継として位置づけられ、2024年末のデビューが期待されています。テメラリオという名前はスペイン語で「無謀」という意味を持ち、その兄弟車である「レブエルト」と同様、挑戦的な命名がなされています。
新時代のプラグインハイブリッド
テメラリオは、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載予定であり、これまでのV型10気筒エンジンを廃止し、4.0リットルV型8気筒ツインターボを内燃エンジンとして採用します。これはランボルギーニが今年発売を予定しているプラグインハイブリッドモデル「ウルス」と同様のエンジン構成で、持続可能な性能追求の一環と見られます。
デザインと技術の進化
スパイショットによると、テメラリオは外観においてレブエルトとは異なるデザインを採用しています。特徴的なスリット状のヘッドライトや六角形の大型デイタイムランニングライトが新しい顔立ちを形成し、リアフェンダー上部に設置された大きなインテークがダイナミックな印象を与えています。内部では、フローティングデジタルゲージクラスターや助手席側の薄型デジタルディスプレイが継承されているようです。
ハイブリッドシステムの革新
レブエルトで採用された8速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションが、テメラリオにも搭載される予定であり、これには電気モーターが統合されています。具体的にフロントアクスルにも電気モーターが追加されるかはまだ明らかではありませんが、ランボルギーニの電動化戦略が一層強化されることは間違いありません。
ランボルギーニの電動化へのシフト
ウラカン STJが内燃エンジンのみを搭載する最後のモデルとして発表され、今後ランボルギーニは全モデルを電動化する方向で進んでいます。2028年には初の完全電動モデルが発売される予定で、これは昨年のランザドールコンセプトによってプレビューされました。
ランボルギーニの未来は、持続可能性と革新的なテクノロジーに向けて大きく舵を切っています。テメラリオの登場は、これからの自動車業界における新たな標準を示すものと期待されています。
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