【2026年最新SUV比較】スバル・アウトバック・ウィルダネス vs ホンダ・パスポート・トレイルスポーツ ― 本気のアウトドア志向SUV対決!
近年、アウトドアブームの再燃により、日本でもオフロード志向のSUV人気が高まっています。その潮流に乗るように登場したのが、2026年モデルの「スバル・アウトバック・ウィルダネス」と「ホンダ・パスポート・トレイルスポーツ」。どちらも本格的な走破性能と快適性を兼ね備えた2列シートSUVでありながら、アメリカ市場でのオフロード人気に応えるべく、それぞれの個性を前面に打ち出しています。
本記事では、これら2車を様々な視点から徹底比較し、どちらがどんなユーザーに最適なのかを明らかにしていきます。
目次
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はじめに:アウトドア系SUVのトレンド
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外観デザインとサイズの違い
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オフロード性能比較
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パワートレインと走行性能
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インテリアと快適性
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荷室・実用性
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価格・発売時期
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まとめ:どちらを選ぶべきか?
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よくある質問(FAQ)
1. はじめに:アウトドア志向SUVの新たな選択肢
アウトバックとパスポートはどちらもアメリカ市場で人気の2列ミッドサイズSUVですが、2026年モデルではそれぞれ「Wilderness」「TrailSport」というアウトドア特化グレードを展開。日本市場では未導入の可能性もありますが、キャンプやスキー、林道走行を視野に入れる方にとっては非常に気になる存在です。
SUV選びにおいて、「スタイル重視」か「性能重視」かは永遠のテーマ。今回の2台はまさに「走れる道の幅を広げてくれる」モデルとして注目される存在です。
2. 外観デザインとサイズの違い
スバル・アウトバック・ウィルダネス
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全長:約4900mm(前モデル比+50mm予想)
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全高:約1680mm(ルーフレール含まず)
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グリルに大きく「SUBARU」ロゴを配置
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マットブラックのボンネットデカール
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ワイルド感あるブロックパターンのバンパー
新型アウトバックはこれまでの「ワゴンっぽさ」を脱却し、完全にミッドサイズSUVの仲間入りを果たしました。特にウィルダネス仕様はフロントグリルや専用LEDフォグランプなど、Raptor的な“強そう”な雰囲気を強調。
ホンダ・パスポート・トレイルスポーツ
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全長:約4910mm
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全幅:約1990mm
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全高:約1810mm
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“バックパック”風のリアデザイン
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アンバー色のDRL(デイタイムランニングライト)
パスポートは“ボクシー&タフ”なデザインで、より直線的なフォルムが特徴。トレイルスポーツではホイールアーチの形状、フェイクボンネットベントなど遊び心も見られます。
3. オフロード性能比較
項目 | アウトバック・ウィルダネス | パスポート・トレイルスポーツ |
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地上高 | 241mm(9.5インチ) | 211mm(8.3インチ) |
タイヤ | 17インチ+デューラーA/T | 18インチ+31インチA/T |
スキッドプレート | 強化仕様 | スチール製 |
アプローチ角 | 20度 | 23度 |
デパーチャー角 | 22.5度 | 23度 |
駆動システム | シンメトリカルAWD+X-MODE | i-VTM4+トルクベクタリング |
数値上、パスポートはアプローチ・デパーチャー角で有利ですが、地上高と実績ではアウトバックが一枚上手。スバル独自のAWD制御「X-MODE」は悪路でもトラクションを最適化する機能が充実しています。
4. パワートレインと走行性能
車種 | エンジン | 出力 | トランスミッション | 駆動方式 |
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アウトバック | 2.4L水平対向4気筒ターボ | 260hp(264ps) | CVT | AWD |
パスポート | 3.5L V6 NA | 285hp(289ps) | 10速AT | AWD |
スバルはCVT+ターボ、ホンダは自然吸気+トルク型V6という正反対のパッケージング。よりリニアな加速と静粛性を求めるならパスポートですが、山間部での瞬発力や応答性を重視するならスバルが優位。
燃費は前モデル参考で以下の通り。
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アウトバック・ウィルダネス:10.2km/L(予測)
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パスポート・トレイルスポーツ:8.5km/L(EPA基準)
5. インテリアと快適性
どちらもデジタルメーター&大型タッチパネルを備えていますが、操作性ではスバルが一歩リード。
項目 | アウトバック | パスポート |
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ディスプレイ | 14インチ縦型 | 12.3インチ横型 |
空調操作 | 物理ボタン併設 | タッチ+少数の物理 |
シフト方式 | 物理レバー | ボタン式 |
シート素材 | スタータは撥水ファブリック、高級仕様でナッパレザー | TrailSport Eliteで本革標準 |
物理的な操作感を重視する層にとって、スバルのUI設計は魅力的。逆にホンダのボタン式シフトは慣れが必要です。
6. 荷室・実用性
荷室容量に関しては、車体サイズが大きいパスポートに軍配が上がります。
モード | アウトバック | パスポート |
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通常時 | 約991L(35 cu.ft) | 約1246L(44 cu.ft) |
最大時 | 非公表(予想1600L前後) | 約2380L(84 cu.ft) |
牽引力 | 1587kg(3500lbs) | 2268kg(5000lbs) |
トレーラー牽引や大型荷物を日常的に積む用途なら、パスポートの方が圧倒的に便利です。
7. 価格・発売時期
モデル | 価格(米ドル) | 発売時期(予定) |
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アウトバック・ウィルダネス | 約$50,000〜 | 2026年初頭 |
パスポート・トレイルスポーツ | $49,900〜$53,900 | 発売中 |
価格帯はほぼ同等で、日本円換算では約750〜800万円クラス。日本導入時には仕様が変わる可能性があります。
8. まとめ:どちらを選ぶべきか?
あなたにおすすめ | 理由 |
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アウトバック・ウィルダネス | 林道・雪道・狭路での走行が多い。CVTでも悪路対応性が高く、日本の峠や山道で真価を発揮。 |
パスポート・トレイルスポーツ | 高速走行が多く、キャンプ道具やトレーラーを牽引する機会があるユーザーに最適。乗り心地も良好。 |
9. よくある質問(FAQ)
Q. 日本国内での発売予定は?
A. 現時点では正式発表はありませんが、北米専売の可能性が高いです。
Q. 家族4人でのキャンプ利用にはどちらが適している?
A. 積載量と快適性を重視するならパスポート、林間コースや雪道も走るならアウトバック。
Q. 高速道路の安定感は?
A. パスポートの方が直進安定性が高く、高速巡航では快適です。
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