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見た目は◎、走りは△。2025年三菱アウトランダーに“走る喜び”を求めるのは酷か?

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見た目は◎、走りは△。2025年三菱アウトランダーに“走る喜び”を求めるのは酷か?

三菱自動車と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?かつてはパジェロやランサーエボリューションといった個性的かつパフォーマンス志向のクルマで名を馳せていたブランドですが、近年はその存在感がアメリカ市場でも日本市場でも大きく後退している印象があります。そんな中でも地道にフルモデルチェンジと改良を続けているのが、ブランドの屋台骨ともいえるSUV「アウトランダー」です。

2025年モデルとして登場した最新のアウトランダーSELは、外装・内装ともに高い完成度を誇りながら、残念ながら致命的な弱点を抱えたまま市場に送り出されています。本記事では、そんな「惜しい一台」である2025年型アウトランダーSELのすべてを、徹底的に解説していきます。


1. 外観デザインと内装:見た目は申し分なし

まず最初に触れておきたいのは、そのデザイン性の高さです。全長4,720mmという堂々たるボディサイズに加え、三菱の新世代デザイン「ダイナミックシールド」をまとったフロントマスクは存在感抜群。マットブラックのグリルやシャープなLEDヘッドライトがSUVらしい力強さを演出しています。

内装に関しても、これは「これが三菱?」と驚くほど質感が高く仕上げられています。レザーシートのタッチ、ステッチの丁寧さ、センターコンソールの構造、YAMAHAが開発したプレミアムオーディオシステムまで、快適なドライブ空間を演出する工夫が随所に感じられます。

018 2025 Mitsubishi Outlander


2. 3列シート搭載のパッケージング:ファミリーユースには嬉しい構成

コンパクトSUVセグメントで3列シートを採用しているモデルはごくわずか。その点、アウトランダーはこのカテゴリーでは珍しい7人乗りを実現しています。ただし、3列目のシートはあくまでも「エマージェンシー用」と割り切った方がよいでしょう。身長180cmを超える大人が座ると、足元のスペース(約18.7cm)は極めて窮屈で、長時間の乗車には向きません。

ラゲッジスペースに関しては、3列目を使用している状態では約309L(10.9立方フィート)とミニマムですが、3列目を倒せば約867L(30.6立方フィート)、2列目も倒せば最大1,820L(64.3立方フィート)まで拡大可能です。これはホンダCR-V(最大2,166L)やトヨタRAV4(1,977L)には及ばないものの、スバル・フォレスター(2列目使用時:819L)よりは上です。

021 2025 Mitsubishi Outlander second row seat


3. パワートレイン:最大の失望ポイント

それでは、肝心の走行性能はどうでしょうか?残念ながら、ここが最大のウィークポイントとなっています。搭載されているエンジンは、2.5L直列4気筒自然吸気(181馬力/181 lb-ft)で、これは先代モデルからのキャリーオーバー。車重が1,778kgもあるにもかかわらず、このパワーでは力不足感が否めません。

モーターアシストのないこのガソリンモデルは、高速道路の合流や追い越しで「もう少しパワーが欲しい」と感じる場面が多く、0-60マイル加速は8.9秒と、決して速いとは言えません。CVT(無段変速機)がトルクバンドを最大限に活用しようとする努力は見られますが、それでも物理的な力不足はカバーできません。

035 2025 Mitsubishi Outlander


4. 乗り心地とハンドリング:快適性重視の味付け

スポーツ性能を求める方にとって、アウトランダーは明らかに物足りない存在です。ステアリングのフィードバックはほぼ無く、コーナリングではロールも大きく、モタモタした挙動が目立ちます。ブレーキペダルのコントロール性もイマイチで、スムーズな減速が難しい場面も。

とはいえ、逆にいえば「乗り心地は快適」です。サスペンションは柔らかめで、荒れた路面でも突き上げ感が少なく、ファミリーユースにおいては評価されるポイントかもしれません。停止距離は117フィート(約35.6m)と標準的で、安全性に不安はありません。


5. 燃費性能:健闘しているがPHEVには及ばず

燃費に関しては、市街地24mpg(約10.2km/L)、高速道路30mpg(約12.7km/L)、平均26mpg(約11km/L)と、ガソリン車としては優秀な部類に入ります。満タンで約607km走行可能な航続距離は長距離ドライブにも対応可能です。

とはいえ、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルはこれを遥かに上回る性能を発揮します。しかも価格差は約22万円程度(ガソリン:4,029,000円、PHEV:4,246,000円)ですから、維持費や補助金まで考慮すれば、PHEVを選ばない理由はありません。


6. 安全・快適装備:豪華な標準装備が魅力

SELグレードには、三菱最新の運転支援システム「MI-PILOT(マイ・パイロット)」が搭載されており、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援などが含まれます。このシステムの完成度は高く、長距離移動時の疲労軽減には大きく貢献します。

また、注目すべきはYAMAHAが開発したプレミアムオーディオ。音質はクリアで、特に中高音域の表現力は非常に豊か。クルマで音楽を楽しむ人にとっては大きな魅力です。

019 2025 Mitsubishi Outlander interior


7. 総合評価:アウトランダーに必要なのは“走る楽しさ”

2025年型アウトランダーSELは、「見た目」「装備」「快適性」という面では、クラス内でも十分戦える完成度を持っています。とくに内装の質感や安全装備、音響面ではライバルを上回る部分もあるでしょう。

しかし、SUVというのは“走ってナンボ”の乗り物です。パワートレインの弱さ、ハンドリングの鈍さ、そしてCVTの単調な加速フィールは、三菱がかつて持っていた“ワクワク感”を完全に失わせています。これは、ランエボやFTOを知る世代には大きな失望です。


8. 結論:「PHEV一択」の理由と今後への期待

最後に、筆者の率直な意見を述べるならば、「PHEV一択」です。わずか20万円少々の価格差で、よりパワフルかつ環境性能にも優れたアウトランダーPHEVを手に入れられるなら、あえてガソリンモデルを選ぶ理由が見当たりません。

むしろ、ここまで見た目や内装の完成度が高まっているからこそ、なおさら「なぜここでパワーと走りに妥協したのか?」という疑問が残ります。三菱には、ブランド再興の鍵として、もう一度“走りの魅力”に立ち返ってもらいたいところです。


スペック一覧(2025 Mitsubishi Outlander SEL S-AWC)

項目 内容
ベース価格 約4,029,000円($40,290)
試乗車価格 約4,593,000円($45,930)
駆動方式 前置きエンジン・AWD
エンジン 2.5L 直列4気筒 DOHC
最高出力 181 hp(6,000 rpm)
最大トルク 181 lb-ft(3,600 rpm)
トランスミッション CVT
車重 約1,778kg
燃費(市街地/高速/平均) 10.2 / 12.7 / 11.0 km/L
0-60マイル加速 8.9秒
ブレーキ距離(60mph→0) 35.6m
荷室容量(最大) 1,820L
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