※motoeauthorityより
2026年モデルのトヨタGRMNカローラが、初めてスパイショットで確認されました。トヨタがこのホットハッチバックにさらなる性能アップを施しているようで、注目すべきポイントがいくつかあります。この記事では、スパイショットに基づき、今後登場が期待されるGRMNカローラの特徴や性能を詳しく見ていきます。
GRMNとは?
「GRMN」はトヨタのGazoo Racingによって開発されたトップグレードモデルで、「Gazoo Racing Masters of Nürburgring」の略称です。GRMNモデルは、スバルのSTIや日産のNismoといったライバルブランドの最高峰モデルと比較される存在です。このGRMNカローラも、パフォーマンス面で一層の進化を遂げていると予想されます。
スパイショットから見える進化
今回、ニュルブルクリンクでテストされているプロトタイプは、現行のGRカローラの「サーキットエディション」に似ていますが、新たなエアロダイナミクス機能が追加されている点が確認されました。例えば、ボンネットには新たな3つ目の通気口が見られ、これは1.6リッター直列3気筒ターボエンジンのチューニングが変更されることを示唆しています。このエンジンは300馬力を発揮し、2025年モデルではトルクが273 lb-ftから295 lb-ftに増加したことも注目ポイントです。
さらに、フロントフェンダー上部にも新しい通気口が追加され、既存のサイドフェンダーの通気口も拡大されており、空力性能が向上していることが伺えます。これらの改良により、リアスポイラーの拡大と相まって、ダウンフォースの増加が期待されます。
GRMNモデルに期待される性能
GRMNモデルの伝統的な改良点としては、剛性の向上や軽量化が挙げられます。このGRMNカローラでも、こうしたアップグレードが施される可能性が高いです。また、トヨタは海外で販売されているGRMNヤリスの改良版や、GRMNスープラのテストも行っているとのことです。
まとめ
この新型GRMNカローラは、2026年モデルとして米国での発売が予定されており、日本国内での登場にも期待が高まっています。トヨタのGazoo Racingが手掛けるハイパフォーマンスカーの進化は、今後の自動車市場においても注目すべきトピックです。
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