フェラーリのラフェラーリ後継モデル（F250）がマラネロで目撃される

フェラーリのラフェラーリ後継モデル（F250）がマラネロで目撃される

フェラーリの新しいハイパーカー、ラフェラーリの後継モデル（コードネームF250）が再びマラネロでスパイショットに捉えられました。この新モデルは、「499」という名前が含まれる可能性があり、ル・マンで優勝した499P LMHレースカーからの影響を受けているとされています。

※motorauthorityより

開発進行中のF250

F250はフェラーリのスペシャルシリーズに属し、ラフェラーリ、288 GTO、F40、F50、エンツォなどと並びます。これらのモデルはフェラーリの最も忠実な顧客に提供され、通常、時間とともにその価値は大幅に上昇します。例えば、ラフェラーリは新車価格約140万ドルでしたが、現在の中古市場ではその3倍以上の価格で取引されています。

プロトタイプの目撃情報

最新のF250プロトタイプは、最終的なボディデザインをまとっているようです。生産型のテールライトや排気口デザインも確認されています。また、車体はラフェラーリよりも低く、幅広になっており、499P LMHレースカーからの明確な影響が見られます。特にフロントフェイシャやリアのシングルライトストリップなど、499Pのデザイン要素が取り入れられています。

予想される仕様と発売時期

F250のデビューは2024年後半、具体的には10月と噂されており、納車は2025年上半期から始まる予定です。フェラーリはこのモデルについて2026年までに発売すると発表しており、生産台数はフェラーリの総生産量の「5%未満」に限定される予定です。これは、ラフェラーリのクーペ500台とアペルタ210台を生産したことを考えると、F250のクーペは約600台、コンバーチブルバージョンは200-250台になると予想されます。

パワートレインとデザインの詳細

一部のプロトタイプには、電動パワートレインの警告ステッカーが貼られており、エンジンがV-12なのか、より小型のユニットなのかはまだ明らかではありません。噂では、プロトタイプのエンジン音から推測すると、ターボチャージャー付きのV-6エンジンが搭載される可能性があるとされています。これは、499Pの3.0リッターV-6ターボエンジンとも関連しています。

「499」という名称の可能性

フェラーリは新しいハイパーカーに「499」という名前を付ける可能性もあります。これは、499P LMHレースカーへのさらなるオマージュとなるでしょう。既にフェラーリは「499 GTB」「499 GTS」「499 Speciale」「499P Modificata」などの商標を登録しており、これらの名称が新しいハイパーカーに使われる可能性があります。

新しいF250はフェラーリの伝統と最先端技術を融合させた究極のハイパーカーとして、世界中の自動車愛好家の注目を集めることでしょう。今後の開発状況や公式発表に注目が集まります。